アクセス
【所在地】
〒245-0008 神奈川県横浜市泉区弥生台28-1
弥生台SYビル 106
相鉄いずみの線「弥生台駅」より徒歩5分 国際親善病院そば
※駐車場完備
診療について
- 月〜水・金
- 9:30~13:00
14:30~19:00 - 土日
- 9:30〜14:00
(午後休診) - 休診日
- 木、祝、第3・第5日曜
よくある質問
患者様からの問い合わせの中で、比較的多い問い合わせ内容をまとめております。
お問い合わせされる前に一度、ご確認ください。
審美歯科に関してのよくある質問
- 審美治療ってなんですか?
-
審美歯科とは、歯科的機能回復(良く噛める)だけではなく、美しさと自然な口元にも焦点を当てた、総合的な歯科治療のことです。
審美治療(美しく白い歯・綺麗な歯並び)をすることで、患者さんの笑顔あふれる豊かな人生を送る事に貢献出来ると考えています。
- 歯の色・形は自分で選べますか?
-
要望をじっくり伺い、製作する歯に反映させます。
この数年、白い歯のニーズが急激に高まり、歯の色調レベルもより白くなってきています。前後の歯や肌の色、唇の色に合わせ、微妙な白の色調を選択すると良いでしょう。
- 真っ白な歯で笑顔に自信を持ちたいのですが、費用が心配です。
-
私たちは歯を治療するにあたり、経済的負担を考慮しながら治療方針を立てることも大切なことだと考えております。予算に応じて『ここは保険で』『ここは部分的な詰め物で』とプランニングし、費用を最小限におさえてご提示します。
- どのくらいの期間で治りますか?
-
治療する歯の本数、内容によってかなり変わります。
単純にかぶせるだけなら最短2回ですが、より綺麗に治すために回数がかかることもあります。
当センターでは、なるべく治療期間、回数を減らすように努力しておりますが、詳しくは診断させて頂いてからの判断となります。
- 歯のない期間はどのくらいですか?
-
歯のかぶせ物を外したり、削ったりした場合は仮の歯を入れます。
普段の生活には支障はありませんのでご安心ください。
また、装着した仮の歯を参考に最終的な歯の形態をご相談しながら決定します。
- 以前、被せた差し歯の周りの歯茎が黒くなりました。どうしてですか?
-
原因としては歯周病などより歯茎が短くなり、歯の根が露出してしまったため、かぶせ物と歯茎に境目ができてしまった場合や、かぶせ物にシルバー系の金属を使用しているため金属が錆びてしまったためだと思われます。
また、歯との境い目の歯肉は薄いため、歯肉から被せた歯の内部の金属が透けて見えてしまうこともあります。この様な事を防止するためにもセラミックの内側に使用する金属をゴールド系のものにしたり、金属を使用しないオールセラミックなどが現在は主流です。
- セラミックは変色しませんか?
-
セラミックとは陶材のことで、食器などにある陶器と同じものです。
当然、陶器と同じように水分の吸収が無いため変色せず、歯を白く保つことが可能です。
また、セラミックの最大の特長は、他の素材に比べて天然の歯に最も近い色調と透過性を再現できることです。
芸能人の綺麗な前歯の多くに、このセラミックという材質が使われています。
- セラミックで奥歯も白く出来ますか?
-
セラミックは天然の歯と同等かそれ以上の強度がありますので問題ありません。
かぶせ物やつめものに使用可能です。ここ最近では、お口を開けた時に見える金属をきらい、奥歯にも審美的に綺麗な白い歯を求められる方が増えてきています。
- 歯茎がやせてしまったため、歯と歯の間に隙間があるのですが治りますか?
-
歯茎の移植により隙間をうめる事が可能です。
日本ではあまり聞きなれない分野ですが、笑顔の美しさを大事にしている欧米ではかなり普及している治療です。例えば、笑うと歯肉が大きく見える、歯肉のラインが左右非対称に見える、歯肉がやせて歯が長く見える、さらには歯肉の色が悪いなど、歯と歯肉のバランスの悪さがせっかくの笑顔を台なしにしている場合があります。
歯周形成外科によりこの様な状態を改善する事ができます。
- 歯のクリーニング(PMTC)だけで歯を白くすることは出来ますか?
-
歯の表面の着色の場合はクリーニング(PMTC)だけで、きれいになります。
歯の内部的変色や本来の歯の色以上に白くしたい場合は、ホワイトニングやセラミックなどの方法もあります。
- 保証はありますか?
-
当クリニックでは種類に応じて保証期間を設けておりますのでご安心ください。
- ホワイトニングによって白くならないことはありますか?
-
ホワイトニングの効果には個人差があります。もし白くならない場合は、ラミネ-トベニアという薄いセラミック製の素材を歯の表面に接着します。さらに、この技術では、歯を白くすることに加え、歯と歯の間隔をつめ、すきっ歯を治すことも可能です。
- 歯並びを治すことのメリットは何ですか?
-
歯並びを治すことで、健康的で美しい笑顔を手に入れることができます。歯並びを整えることにより、歯周病や虫歯、そして顎関節の病気を予防し、さらにしっかりと噛むことで胃腸の働きを助け、全身のバランスを改善します。
- 金属アレルギーなのですが、治療できますか?
-
セラミッククラウン・セラミックインレー・レジン・チタンなどの素材は金属製ではないため、金属アレルギーの方も安心して治療できます。患者さんの症状やご希望に合わせ、最適なものを選択します。
- 銀歯を目立たなくする方法はありますか?
-
銀歯のつめものを一度外し、セラミック製の素材に詰め替えることにより自然な色合いになります。
- 歯と歯の隙間をうめたいのですが?
-
歯の表面を薄く削り、セラミックを接着し修復するラミネートベニアという技術があります。歯を削る量も少量で済み、治療回数も2回程度で歯と歯の隙間を治すことができます。
なお、剥がれる危険性もあり、歯の大きさや向きを大幅に変更することはできません。
歯周病に関してのよくある質問
- 歯周病とは、どんな病気なのですか?
-
歯周病とは「歯を支える骨が溶ける病気」です。
歯と歯茎の境目についた歯垢(プラーク)から歯の根にそって菌が入り込み、 歯を支えている周りの骨をじわじわと溶かしていき、最後には歯が抜け落ちてしまいます。
歯肉に炎症がおきた状態を歯肉炎、歯槽骨などを支えている組織全体が崩れてしまう病気を歯周炎といいます。また、歯周病は「沈黙の病」などと呼ばれるようにほとんど自覚症状がないため、気付かない間に悪化させてしまうことがよくあります。
- 歯槽膿漏と歯周病は違うものですか?
-
同じものです。
これまで、歯の周辺の歯肉が腫れ、膿が出るという症状から「歯槽膿漏」という名称が主に使用されていました。一方で最近は、歯肉だけでなく、歯を支える歯槽骨を始め、歯の周辺の広範囲に様々な症状が表れるため「歯周病」という名称が多く用いられるようになりました。
- 歯周炎と歯肉炎は違うものですか?
-
歯周炎は炎症が歯の周辺の広範囲に及んで、歯肉だけでなく歯を支える歯槽骨まで広がります。その症状には個人差があり、大半の歯槽骨を失うほどの重いケースもあります。
一方で歯肉炎は炎症が歯肉のみに及んでいる症状で、歯の周辺の歯槽骨は正常な状態にあります。
- 歯周病は何歳位から起こるものですか?
-
歯周病は成人してから起こるものと思われていますが、実は歯周炎の前段階ともいえる歯肉炎は幼少期から起こりうるものなのです。
また、歯周炎は痛みなどの自覚症状がほとんど無いために、発見が手遅れになることもしばしばです。歯周病を予防するために、毎日の歯磨きと歯科医院での定期検診が重要です。
- 歯周病はどのように予防するのでしょうか?
-
歯周病を予防するためには、何よりもまずプラークコントロールが不可欠です。歯の周辺に付着したプラーク(歯垢)を除去し、細菌を減らすことで歯周病の進行を食い止めることができます。
歯の上側の歯垢は、ご自身の毎日のブラッシングによって取り除くことができますが、歯肉の内側深く入り込んだ歯垢は、ご自身で除去できないため歯科医院にて清掃を行う必要があります。ご自身と歯科医院の相互の取り組みによって、歯周病を予防していきます。
- 歯周病はどうやって治すのでしょうか?
-
歯周病が進行し溶けてしまった骨は戻すことができません。とにかく症状を悪化させないようにすることが大事です。
歯周病の原因は何よりも歯垢です。歯周病になってしまった際には、根源である歯垢=細菌をいかに減らしていくかが重要なポイントです。細菌を減らすためには、まずご自身の毎日のブラッシングによって今以上に細菌を増加させないことが大切です。
インプラントに関してのよくある質問
- インプラント治療ってなんですか?
-
何らかの原因で失われた歯のかわりに、顎の骨に人工の歯根(インプラント)を植える方法です。
インプラント体に使われる素材は、生体親和性の高い「チタン」が使用されており、ほとんど生体に異物防御反応をおこさせることないといわれています。
形態は棒状の単独植立。顎の骨に植える部分はらせん状になっており、骨がつきやすい(骨性癒着:オッセオインテグレートと言います)ように加工されています。
- 年齢制限はありますか?
-
健康な18歳以上の方なら問題ありません。高齢者の方も問題なく治療ができるといえるでしょう。
- 交通事故で歯をなくした場合でもできますか?
-
できます。骨がどの位残っているかが問題ですので、条件が良ければ非常にやりやすいかもしれません。
- インプラントのメリットは何ですか?
-
「何でもよく噛める」「入れ歯のような不快感がない」「他の残っている歯を守ることができる」
「しっかり噛むことで老化防止や癌予防にもつながる」などたくさんのメリットがあります。
- インプラントのデメリットは何ですか?
-
・外科手術が必要です。とはいえ、手術中の痛みはほとんどありません。患者さんが希望であれば、寝てる間に手術をすることもできます。
・噛めるまでに期間がかかる。通常のケースでは数ヶ月はかかりますが、患者さんの状態により、手術をした日に噛めるようにすることも可能です。
・費用がかかる。インプラントは健康保険を適応できないため、費用がかかります。とはいえ、インプラントをしたことによる健康への寄与を考えると決して高い費用とはいえないと思っております。また、万が一何かあった場合には保証もついておりますので安心です。
- かみ合わせが悪くても大丈夫ですか?
-
かみ合わせなどを含めて総合的に診断を行い、治療計画を立てますので、問題はほとんどありません。
- 糖尿病でも大丈夫ですか?
-
一般的には、ヘモグロビンエーワンシー(HbA1c)の値が7以下なら大丈夫といわれております。
糖尿病の方は歯周病にもかかりやすいので、インプラント手術の前に歯周病を治療することで、糖尿病も改善されます。糖尿病をコントロールし、しっかりしたブラッシングを行えば問題ないと考えております。
- 金属アレルギーは大丈夫ですか?
-
インプラントはチタンでできています。チタンは金属の中でもかなりアレルギーは少ない金属です。もしチタンアレルギーの方にインプラントを入れると、インプラントが抜けてきます。チタンアレルギーの疑いがある場合はパッチテストなどで調べる必要があります。
- インプラントができない人はいますか?
-
18歳未満、心臓病、重度の糖尿病、重度の骨粗しょう症など健康状態が著しく悪い方は適しておりません。心配な方はご相談ください。
- インプラントに上にかぶせる「かぶせ物」が壊れることはありますか?
-
かぶせ物は金属であれば壊れませんが、セラミックなどの素材では壊れたり、かけたりする事があります。とはいえ、保証期間がありますので保証期間内であれば保証内容にて再治療します。
- 即日インプラント(その日のうちに歯が入るインプラント)はできますか?
-
患者さんの状態によります。具体的には骨の硬さとか、骨の厚みなどにより違いますが、状態がいい場合その日のうちにインプラントを埋入し、仮歯を入れることができます。一度、ご相談ください。
- インプラントはどの歯科医師でもできますか?
-
基本的には、歯科医師免許さえあれば誰でもインプラント治療は可能です。とはいえ、大学病院などの施設でしっかり研修を積んできた歯科医師による治療が安全だと考えております。なかには外科手術ができない歯科医師もいますので、よく質問し、しっかり検討してください。
- 骨の量が少なくても大丈夫ですか?
-
骨の少ない方は骨を増やす手術(GBR法、サイナスリフト法、スプリットクレフト法など)を行えば、問題ありません。ただし、これらの手術には、外科手術を必要とします。外科的な負担が少ない方がいいという方は、ショートインプラントなど負担が少ない方法を選択しております。
- 喫煙者ですが、インプラント治療はできますか?
-
喫煙者は絶対にインプラント治療が受けられないというわけではありませんが、喫煙は、インプラントだけでなく、歯周病に対しても症状を悪化させる原因のひとつです。
タバコを吸われる喫煙者は、非喫煙者に比べインプラントの成功率が低いことは、学会の発表でも証明されております。その理由は、タバコのニコチンによる血流阻害や血管収縮はインプラント治療に悪影響を及ぼします。インプラント治療を受けるきっかけとして禁煙されることをおすすめします。
- 糖尿病ですが、インプラント治療はできますか?
-
糖尿病は一般的には、インプラント治療はできないとされていますが、 医師の管理のもとで、コントロールされている軽度の糖尿病の方は 治療を受ける事ができます。ただし、患者さんによって症状が違いますので、ご相談の上最適な治療法を提案いたします。
- 高血圧ですが、インプラント治療はできますか?
-
血圧は薬でコントロールされていれば、問題ありません。手術中は血圧、心電図、血中酸素飽和濃度をモニターしながら全身管理をいたします。しかしながら、服用されている薬や症状など一人ひとりケースが異なる内容となりますので、事前に必ずご相談ください。
- 手術は痛いですか?
-
インプラントの手術は局部麻酔をかけますので、痛みはありません。
当院では、最新の電動注射器を使用して、痛みの少ない治療を行っております。(無痛治療)
- インプラント治療はやはり大変ですか?
-
以前のインプラントご存知の方は、「大変な手術をして入れるもの」というイメージがおありですよね。しかし、ここ十数年で素材や形態・植える方法が改良され、以前より簡単に処置できるようになりました。
最近では、素材が良く処置が以前に比べて簡潔になったことから、インプラントの件数も増えてきました。また、長期的にも機能することも分かってきました。
しかし一方で、やはりケアの重要性と適応症例の幅が問題となっております。まずは、全身疾患がなく喫煙されていない方が条件になってきます。喫煙は予後が悪く数年しか持たないケースが多く報告されております。
また、歯槽膿漏などの原因で歯を喪失した場合も、口腔内管理の問題や、
細菌による感染での組織破壊がある場合は、手術ができないケースもございます。
- インプラント治療の成功率は?
-
当院のインプラントの成功率は99%です。
失敗の原因は色々ありますが歯周病菌などの感染などが考えられます。とはいえ、再手術を行うことでインプラント手術を成功させております。
- 手術時間はどのくらいかかりますか?
-
1~3本ぐらいであれば、30分~1時間ぐらいで終わります。また、骨を作ったりと複雑な手術になるともう少し時間がかかります。
- 手術中はずっと口を開けてなくてはいけませんか?
-
器具の取り替え時とか患者さんが口を楽にする時間はあります。心配しなくてもいいと思います。
- 治療期間はどのくらいですか?
-
下顎で4ヶ月、上顎で6ヶ月ぐらいかかります。奥歯が2本以上なくなりかみ合わせがずれている場合は仮歯を入れて少し様子を見なくてはいけないので さらに数ヶ月かかります。
- 手術後の入院は必要ですか?
-
入院は必要ありません。一応手術後は安静にしていただくように説明しておりますが、デスクワークなどの事務処理などの仕事は差し支えないと思います。
- インプラントは何でも噛めますか?
-
噛む力と噛んだ感触は自分の歯とほとんど変わりませんので、何でも噛めると考えていいと思います。
- 食べ物で気をつけたほうがよいものはありますか?
-
堅い物を噛むと歯が割れる時があるように、あまり堅い物はやめた方がいいと考えております。とはいえ、普通に食べられる物であれば問題ないと思います。
- 将来、体に害はないですか?
-
チタンアレルギーの方は少しすると抜けてしまいますが、それ以外の人には害はありません。
- インプラントは何でも噛めますか?
-
噛む力と噛んだ感触は自分の歯とほとんど変わりませんので、何でも噛めると考えていいと思います。
- インプラントが歯周病になったらどうしますか?
-
軽度の場合は歯周病の治療を行います。重度の場合は手術が必要となってきます。場合によっては抜くしかできないこともあります。とはいえ、定期検診に通うことで歯周病の予防ができます。
- 他人からインプラント治療を受けたことが分かってしまいませんか?
-
外観からインプラントをしていることに気づかれることは、まずありません。
インプラント治療において重要なのが、前歯の治療になります。近年この問題を解決すべく、さまざまなタイプのインプラントやそのパーツが開発されました。
ですから、食事中に外れたり、カタカタ音がしたり、会話中発音障害などもほとんど起こりません。
インプラントは自分の歯と同じように何でも噛め、食事を楽しむことができます。
- 手術後、腫れたりしませんか?
-
患者さんによっては外科的刺激が大きくなり少し腫れることもありますが、それ自体は手術に対しての当然の反応なので心配はいりません。多くの方は約1週間程度で、腫れが引いていきます。
- 手術後の運動は大丈夫ですか?
-
できるだけ運動は避けてください。体が温まると血流が盛んになり痛みが出たり、出血の原因になります。また体が疲れると抵抗力がなくなり治りも悪くなります。
- 手術後の食事は大丈夫ですか?
-
術後1時間ぐらいして麻酔が切れてから、できるだけ手術をしてないところで食事をしてください。
できれば柔らかい物をいただいてください。栄養をとった方が抵抗力がつきますので早く治ります。
- 手術後のお風呂は大丈夫ですか?
-
できれば軽いシャワー程度にしてください。体が温まると血流が盛んになり痛みが出たり、出血の原因になります。
- 手術後の歯磨きはしてもいいですか?
-
手術した部位の歯ブラシは避けてください。縫い合わせている糸が切れたり傷口がひらいたりします。他の部位は歯ブラシをしてください。汚れると感染の原因になります。洗口液でしっかりうがいをしてください。
- 薬は飲まなくてもいいですか?
-
痛みがなくても抗生物質と痛み止めは服用してください。感染予防と炎症を和らげる効果があります。
- 手術後は歯が抜けたままですか?
-
ほとんどの場合、仮歯もしくは入れ歯を入れるようにしております。手術によってはすぐ入れられない場合もあります。ご相談ください。
- 定期的な検診は必要ですか?
-
インプラントはチタンのため虫歯にはなりませんが、歯周病にはなります。また歯周病になると非常に進行が早いため、予防するために定期的にクリーニングが必要です。
- 自分の歯と同じように噛むことはできますか?
-
自分の歯と同じように考えていいと思います。自分の歯で噛める物はインプラントでも噛めます。
- 手術後に注意することはありますか?
-
手術当日は、激しい運動、入浴(長湯しなければシャワー等は問題ありません)、飲酒も避けてください。また、感染を防ぐため、出された薬をきちんと飲んでください。うがい薬は手術翌日から使い、患部を清潔に保ってください。
- インプラントはどのくらいもちますか?
-
患者さんのお口の中の衛生管理に大きく関係してきますので、お口の衛生状態が悪いとインプラントの寿命が短くなる場合もあります。
インプラントの歴史は1950年から始まり、実用化されたのは1965年からです。実例として、1965年にインプラントを行った患者が亡くなるまでの41年間問題なく機能しておりました。
つまり40年間耐えられる実績は証明されております。常に衛生状態を良好に保ち、担当医師や衛生士の指導に従っていただくことが大切です。インプラントの10年生存率は95~97%前後です。
- 歯と歯茎の間・歯と歯の間に食べ物がつまりやすくなった気がします
-
インプラント体ともとの歯の根の太さが異なることに起因します。歯と歯茎との隙間が天然歯の時と全く同じ状態にならないことが関係しています。もちろん人工歯を製作するときは詰まりにくいように色々な工夫をして設計するのですが、食べ物が詰まらない形態というのは詰まってしまった汚れを逆にとりにくく、歯ブラシしにくい形態なのです。
歯磨きのしやすい形態も考慮していますのである程度はブラシでうまく対処していただくことが必要ですが、ちょっとした修正で改善できる事もありますから主治医にご相談ください。
- 噛みごこちが少し違うのですが…
-
天然歯には、歯とあごの骨の間に歯根膜というクッションがありますが、インプラントにはこのクッションがないので、噛んだときの力が骨に直接伝わるためです。周りの歯とのバランスを考えながらかみ合わせの調整をします。
- インプラントをして数年後にインプラント体が動揺・脱落してしまった
-
多くの場合、インプラントの過重負担とインプラント周囲の感染症が原因です。
揺れているインプラント体を、ムリにお口の中に残しておくと、周囲の骨がさらに無くなってしまいます。 早期に取り除くべきです。インプラント体を取り除いて骨と粘膜が治るのを待ち、再び新しいインプラントを植立するか別の治療法を選択するかを検討します。感染に関しては、インプラントも歯と同じように歯周病にかかる事があります。
病気や免疫・体調の変化で、さらに加速する事もありますから、日ごろのプラークコントロールは重要です。 また、ちょっとしたかみ合わせの変化が、インプラントをだめにしてしまう事もありますので、定期検診は必ず受けるようにしてください。
- 鼻から頬にかけて、感覚異常があるのですが…
-
上顎洞炎の可能性があります。上顎の上方には上顎洞という鼻に通じる空洞が存在します。
(この上顎洞の役割は今だ解明されていません)歯やインプラント体の先端は、この上顎洞と接近しているために、細菌感染が起きた場合、この上顎洞にも炎症が波及してしまう可能性があるのです。天然の歯でも見受けられる症状です。
炎症の程度によっては、インプラント体の除去(歯であれば抜歯)と、耳鼻科での上顎洞炎の治療が必要になることもあります。上顎洞にはシュナイダーメンブレンという粘膜があり、インプラント体が上顎洞内に入り込んでいてもその粘膜がインプラント体を包み込んでいるため問題にはなりませんが、インプラント体と骨との結合が失われ、そこにお口の中からの細菌感染が生じたときに、上顎洞炎のリスクが発生します。
また逆に上顎洞炎(蓄膿症)から、インプラント体への感染も起こりえます。この場合は耳鼻科の治療が中心になります。
- あごの骨が少なくなってきた気がします
-
歯槽骨(あごの骨)は、加齢とともにある程度吸収していきます。インプラント周囲骨も例外ではなく、骨はある程度失われていきますが、過重負担や感染、免疫のバランスが崩れると骨吸収はさらに加速します。インプラント周囲骨が大きく吸収してしまった場合、もしかすると同じ部位へのインプラント再治療は不可能かも知れません。その場合は別の治療法を検討することになります。骨吸収をいかに最小限に抑えることができるか、ということがインプラント治療の今後の課題です。
- 頬や舌のあたりを、噛んでしまいます
-
歯のない期間が長期に及ぶと、歯のなかったスペースに頬や舌が入り込んできます。そこに新しい歯が入ると頬や舌の筋肉がその変化に対応できずに、舌や頬を噛んでしまう事があります。筋肉は徐々に慣れていきますから、心配はありませんが、一度噛んでしまうと腫れてふくれるので、また噛んでしまうという悪循環が生じてしまいます。
- 発音しにくくなった気がします
-
お口の中の環境が変化したためです。これは慣れなのですが、慣れる期間については個人差があります。